ズンバインストラクターの給料は安い?年収とリアルな相場&稼ぎ方を全部まとめました

「ズンバインストラクターって、実際いくらぐらい稼げるんだろう?」と気になっていませんか。ダンスが好きで人前で動くのも嫌いじゃないけれど、生活費や副業としての現実的な数字もちゃんと知っておきたいところですよね。

このページでは、スポーツジム勤務・フリーランス・オンラインレッスンなど、ズンバインストラクターの給料相場を40代女性の目線で分かりやすく解説します。「趣味だけで終わらせたくないけど、ガチガチに働きたくもない…」という方に向けて、無理しすぎない範囲で収入を増やすヒントも一緒にお伝えしていきます。


目次

ズンバインストラクターの給料相場と働き方の全体像をざっくりつかみましょう

まずは「どんな働き方があって、それぞれどのくらいの給料になりやすいのか」という全体像から整理していきます。ズンバインストラクターと一口にいっても、スポーツジムのアルバイトとして数本だけ担当する人もいれば、フリーランスでサークルやスタジオ運営をしながら、オンラインレッスンやイベント出演を組み合わせている人もいますよね。

働き方によって1週間あたりのレッスン本数も、1レッスンあたりの単価も大きく変わります。「自分のライフスタイルだと、どのパターンが現実的かな?」とイメージしながら読んでみてください。

ズンバインストラクターの主な働き方
  • スポーツジムやフィットネスクラブに雇われてレッスンを担当する
  • 自分でサークルやスタジオを主宰してフリーランスとして活動する
  • オンラインレッスンやイベント出演などを組み合わせて収入源を増やす

【スポーツジム勤務まとめ】ジムやフィットネスクラブに雇われる働き方は、レッスン数やシフトが比較的安定しやすく、初めてのズンバインストラクターでも挑戦しやすいのが特徴です。その一方で、1レッスンあたりの単価はそれほど高くないことも多く、時給換算すると「思ったより少ないかも…」と感じる人も少なくありません。

スポーツジム勤務のズンバインストラクターは安定感がある一方で時給の天井が見えやすい働き方です

スポーツジム勤務のズンバインストラクターは、求人サイトなどでは「1レッスン〇〇円」「時給〇〇円」という形で募集されていることが多く、だいたいフィットネス系アルバイトの相場と同じか少し高いくらいに設定されているケースがほとんどです。

シフトに入れれば毎週決まった時間にレッスンがあり、集客もクラブ側がある程度やってくれるので、精神的にはかなりラクにスタートしやすい働き方だといえます。ただ、その分インストラクター個人のブランドや集客力が直接お給料に反映されにくく、「もっと頑張っているのに時給はほぼ変わらない…」と感じる場面も出やすいです。

副業としてお小遣いを足したい人には合いますが、「フルタイムの収入レベルをズンバだけで」と考えると物足りなさを感じる人も多いでしょう。

【サークル・スタジオ運営まとめ】自分でサークルやスタジオを主宰するスタイルは、集客や運営の手間は増えるものの、レッスン単価を自分で決められるのが大きな魅力です。参加人数が増えれば増えるほど売上が伸びていくため、うまく軌道に乗ればジム勤務より高収入を目指しやすい働き方といえます。

フリーランスのズンバインストラクターは集客力しだいで収入が大きく伸びる可能性があります

スタジオや公共施設をレンタルしてズンバサークルを主宰する場合、レッスン料や回数券の価格、定員を自分で設計できるのが特徴です。たとえば1レッスン1,500円で20人集まれば売上は3万円になり、スタジオ代や設備費を差し引いても手元に残る金額はジムの1クラス分よりかなり多くなります。

その一方で、生徒さんが少ない時期は売上が下がり、固定費だけがかかってしまうリスクも抱えることになります。SNSやチラシ、口コミなどを使った地道な集客と、リピートしてもらえるレッスン作りが欠かせないため、「ダンス+ちょっとした経営者視点」が求められる働き方だとイメージしておくといいですね。

【オンライン・イベントまとめ】オンラインレッスンやイベント出演は、時間や場所の制約が少なく、うまく組み合わせると既存のレッスン収入にプラスアルファの売上を乗せていけます。ただし、機材準備や配信スキル、告知の工夫など、最初に覚えることが少し多いのも事実です。

オンラインレッスンやイベント出演は時間と場所の制限を超えて収入源を増やせる選択肢です

コロナ禍以降、オンラインでの運動レッスンは一気に広まりました。ズンバも同じで、自宅のリビングから全国の生徒さんに向けてレッスンができるようになったことで、地方在住のインストラクターでも生徒数を増やしやすくなっています。

また、企業の健康イベントや地域のフェスティバルなどに出演するお仕事も、1回あたりのギャラが比較的高い案件として注目されています。ただ、これらは「自分から声をかける」「SNSで発信する」といった営業的な動きが必要になることも多く、待っているだけではチャンスが来にくい側面もあります。

少しずつ実績や動画を残していきながら、声をかけてもらいやすい状態をつくっていくのがポイントです。

ズンバインストラクターの給料が決まる仕組みと時給の考え方を整理

次に、「どうして同じズンバインストラクターでも給料に差が出るのか」という仕組みを見ていきましょう。求人票を見ると、時給やレッスン単価だけに目が行きがちですが、実際のお財布事情を左右するのはレッスン本数や準備時間、移動時間、キャンセル規定など、ちょっと見えにくい部分だったりします。

「あれ、思ったより時給が低いかも…」と後からガッカリしないためにも、一度整理しておくと安心です。

スポーツジムやフィットネスクラブで働くズンバインストラクターの給料相場をイメージしてみましょう

スポーツジムやフィットネスクラブでズンバクラスを持つ場合、募集要項には「時給1,000〜1,500円前後」「1レッスン〇〇円」などの表記が多く見られます。レッスン時間は45〜60分程度が一般的で、前後の説明や片付けを含めても、現場にいるのは1時間半〜2時間くらいというケースが多いでしょう。

たとえば1レッスン3,000円の報酬だとすると、2時間拘束だとざっくり時給1,500円、1時間半拘束だと時給2,000円くらいのイメージになります。ただ、ここに「自宅での振り付け準備」「音源編集」「移動時間」などを含めて考えると、実質的な時給はもう少し下がっていくので、その点も頭に置いておくと現実に近い見積もりができます。

また、ジムによってはインストラクターを「アルバイト」「業務委託」「正社員」のどれとして扱うかも違います。アルバイトの場合は時給制で、レッスン以外の時間にフロント業務や清掃、事務作業などをお願いされることもありますし、業務委託の場合は「レッスン単位でのギャラ支払い」で、雑務はほとんど含まれない代わりに、社会保険などは自分で手配する必要があります。

正社員採用だと基本給に加えてボーナスがあることもありますが、担当業務はインストラクターだけでなく、営業や店舗マネジメントなど多岐にわたることが多いです。どれが正解というわけではないので、「自分がどこまで安定を求めるか」「どのくらい自由度が欲しいか」で選んでいくと失敗しにくくなります。

サークルやスタジオを運営するフリーランスズンバインストラクターの収入構造を理解しましょう

フリーランスとして自分でサークルやスタジオを運営する場合、給料の考え方は「売上−経費=手取り」に変わります。たとえば1レッスン1,500円で20人が参加すれば売上は3万円ですが、ここからスタジオ代や設備費、広告費、場合によってはアシスタントへの謝礼なども差し引かなくてはいけません。

スタジオ代が1時間5,000円、マイクやスピーカーなどの設備を月割りにして1レッスンあたり1,000円とすると、経費は6,000円になり、インストラクターの手元に残るのは2万4,000円という計算になります。同じ1時間のレッスンでも「雇われインストラクター」と「自分で運営するインストラクター」では、売上の構造がまったく違うことが分かりますよね。

一方で、生徒さんが10人しか集まらなかったときの売上は1万5,000円ですから、経費6,000円を差し引くと手取りは9,000円まで下がります。ここに集客のための広告費や交通費なども加えると、思ったより残らないこともあります。それでも、クラスが満員になればジム勤務の数倍の収入になる可能性もあるので、「生徒数を増やしていく努力を惜しまない人」「数字を見るのが苦手ではない人」には向いている働き方です。

特に40代以降は体力面も気になるところなので、レッスン本数を増やすだけでなく、1レッスンあたりの単価をどう上げていくかも、長く続けるための大事なポイントになってきます。

働き方別にズンバインストラクターの年収イメージをシミュレーションしてみた

ここからは、具体的な数字を使って「どのくらい働くと年収いくらくらいになるのか」をイメージしてみましょう。あくまで目安ですが、ざっくりとしたシミュレーションをしておくと、転職や副業を考えるときに「これなら現実的に続けられそう」「ここまでいくにはもう少し準備が必要だな」といった感覚がつかみやすくなります。

無理のない範囲でどれくらいの収入を狙いたいのか、頭の中で自分のライフスタイルと照らし合わせながら読んでみてくださいね。

週1〜2本だけ担当する副業ズンバインストラクターの年収目安をチェックしましょう

たとえば会社員や主婦の方が、副業として週1〜2本だけズンバクラスを担当するケースを考えてみます。スポーツジムで1レッスン3,000円の報酬だとすると、週2本で月8〜9回、1か月あたり約2万4,000〜2万7,000円の収入になります。

年間にすると約30万円前後のお小遣いアップになるイメージですね。これに、イベント出演や代行レッスンが時々加わると、もう少し上乗せされる可能性があります。家計の足しにするにはうれしい金額ですが、「本業の収入を逆転させる」という規模感ではないこともわかります。

一方、フリーランスとして自分のサークルを週1本だけ運営する場合はどうでしょうか。1レッスン1,500円で15人が参加し、スタジオ代などを差し引いて1レッスンあたり1万5,000円残るとすると、月4回で6万円、年間で約72万円の売上になります。ここから広告費や雑費、税金などを引いたとしても、副業としてはなかなか大きな収入ですよね。

ただし、この規模を安定させるには、継続的な集客やリピーターづくりが欠かせません。「趣味の延長」ではなく「小さなビジネス」として考える必要がある点は、少しハードルに感じる方もいるかもしれません。

専業ズンバインストラクターとして生活費をまかなう場合の年収イメージを考えてみます

専業でズンバインストラクターとして生活していく場合、目安になるのは年収250〜300万円前後です。たとえばジム勤務で1レッスン3,000円を週10本担当すると、月のレッスン数は40〜45本になり、報酬は12〜13万5,000円ほど。

ここにフロント業務などの時給バイトをプラスしてトータル月20万円前後にしているインストラクターも少なくありません。ボーナスや各種手当があれば年収ベースでは少し上がりますが、体力的にはかなりハードな働き方だと感じる人も多いでしょう。

フリーランスとしてサークルやスタジオ運営をしながら、ジムでの委託レッスンやオンラインレッスンを組み合わせるスタイルなら、年収300万円以上を目指しやすくなります。1レッスンの手取りを1万円として週8本行えば、月32万円、年間で約384万円の売上になります。

ただし、ここからスタジオ代や広告費、保険料、税金などを差し引くと、手元に残る額はもう少し少なくなります。それでも、レッスン単価を上げたり、物販やオンラインコンテンツ販売を取り入れたりすることで、体力に負担をかけすぎずに収入を増やしているインストラクターもいます。「たくさん本数を入れる」のではなく、「単価や仕組みを工夫していく」という発想が大切になってきます。

ズンバインストラクターの給料が思ったより低く感じる理由と実質時給の落とし穴

求人票の数字だけを見ると「意外と悪くないかも」と感じるズンバインストラクターの給料ですが、実際に働き始めてみると「準備や移動も含めると、手取りはこんなものか…」とギャップを感じる方も少なくありません。

ここでは、なぜそうしたギャップが生まれやすいのか、そしてどうすれば「働き損」を減らせるのかを整理していきます。あらかじめ知っておくことで、働き方や案件の選び方も変わってきますよ。

給料が低く感じやすい主な理由
  • レッスン準備や移動時間が多く実質時給が下がりやすい
  • ウェアやシューズ、ZIN会費などの自己投資コストがかかる
  • 体力の関係でレッスン本数を増やしにくく収入の頭打ちが起きる

【準備と移動のまとめ】ズンバインストラクターの仕事は、レッスンしている時間だけが仕事ではありません。振り付けを考えたり、音源を編集したり、スタジオまで移動したりと、目に見えない時間が意外と多く、その分実質の時給が下がってしまうことがよくあります。ここを計算に入れておかないと、「数字の印象」と「体感」がズレてしまう原因になります。

レッスン以外の準備時間や移動時間を含めると実質時給は想像より低くなりがちです

たとえば1レッスン3,000円のギャラで、レッスン時間が60分だったとします。一見すると「時給3,000円」と感じますが、実際には新しい曲の振り付けを考えたり、構成を組み立てるのに1〜2時間、当日の移動に往復1時間、前後の着替えや受付対応に30分と考えると、トータルの拘束時間は3〜4時間になることもあります。

その場合、実質的な時給は750〜1,000円前後まで下がってしまいますよね。「やりがいがあるからOK」と割り切れる範囲なら良いのですが、生活費をまかなうとなると少し厳しく感じる人も多いはずです。だからこそ、レッスン本数を増やすだけでなく、準備を効率化したり、移動時間が短いスタジオを選んだりする工夫も、収入アップのための大事なポイントになってきます。

【自己投資コストまとめ】ズンバインストラクターは、見た目や音楽のバリエーションも大切なお仕事です。そのため、ウェアやシューズ、音源購入、ZIN会費など、継続的な自己投資コストがかかります。これらはレッスン1本ごとに分けて考えると小さく見えますが、年間トータルで見るとなかなかの金額になることも多いです。

ウェアや音源などの自己投資が積み重なると手取りの給料感覚が変わってきます

ズンバらしいカラフルなウェアや動きやすいシューズは、生徒さんのモチベーションにもつながる大事なアイテムですよね。ただ、季節ごとに何着かそろえたり、新しい音源を購入したり、ZINの会費を支払ったりしていると、年間の支出は思ったより大きくなりがちです。

たとえば年間でウェアとシューズに5万円、音源や会費に3万円かけているとすると、それだけで8万円のコストです。レッスン収入が年間40万円だとすると、手取りは実質32万円という計算になります。

「好きだからつい買ってしまう」という気持ちも分かりますが、収入とのバランスをとりながら計画的に投資していくことも、長く続けるためにはとても大切です。

ズンバインストラクターの給料を上げる5つの現実的な戦略

ここまで読むと「やっぱりズンバだけで食べていくのは大変そう」と感じた方もいるかもしれません。でも、働き方や考え方を少し変えるだけで、今より確実に「時給感」を上げていくことはできます。

40代からでも取り入れやすい、ズンバインストラクターの給料を上げるための5つの現実的な戦略をご紹介します。「自分にできそうなものから1つだけ試してみよう」という気持ちで読んでみてくださいね。

給料アップのためにできる工夫
  • 資格やスキルを増やしてレッスン単価を上げる
  • SNSやブログでファンを増やして生徒数を安定させる
  • ジム勤務・サークル運営・オンラインを組み合わせる

【資格とスキルまとめ】ベーシック1だけで満足してしまうのではなく、ベーシック2やZUMBA GOLD、ZUMBA TONINGなどを順番に取得していくことで、担当できるクラスの幅が広がり、結果的に単価アップのチャンスも増えていきます。学びを止めないインストラクターほど、長く安定して活躍しやすい傾向があります。

資格やスキルのアップデートはレッスン単価を上げるための一番分かりやすい投資です

資格講習は決して安くはありませんが、「取って終わり」ではなく「どう生かすか」を意識すると、投資としての価値がぐっと高まります。たとえば、ZUMBA GOLDを取得すればシニア向けクラスを増やすことができ、平日昼間の時間帯を活用しやすくなりますし、TONINGの資格があれば「ダイエット特化」「ボディメイク特化」のクラスとしてアピールできます。

そうすると、同じ1時間のレッスンでも「ちょっと高めの価格設定」にチャレンジしやすくなりますよね。資格をきっかけに、チラシやSNSの発信をアップデートしていくことで、今まで出会えていなかった層の生徒さんに届きやすくなるのも大きなメリットです。

【SNSとブログまとめ】今の時代、「ジムの告知だけ」に頼っていると、なかなか知名度は上がっていきません。簡単な一言でもいいので、インスタやX、ブログでレッスンの様子や日常を発信しておくと、「このインストラクターのクラスに行ってみたい」と思ってもらえるきっかけが確実に増えていきます。

SNSやブログでの発信はお金をかけずにできる最強の集客ツールになります

最初から完璧な写真や動画をアップしようとすると、どうしても腰が重くなってしまいますよね。でも、生徒さんが知りたいのは「日常の素顔」や「クラスの雰囲気」であることがほとんどです。レッスン後の一言感想や、今日の選曲のポイント、ちょっとした生活のことを少しずつ発信していくだけでも、「なんとなく親近感があるからこの先生を選びたい」と感じてもらえるようになります。

フォロワーが増えれば、サークルやオンラインレッスンの告知も届きやすくなり、結果的に生徒数の安定につながります。「見られるのが恥ずかしい…」という気持ちも分かりますが、無理のない範囲で一歩踏み出してみると、数か月後にレッスンの入りが変わってくることも珍しくありません。

ズンバインストラクターの資格と講習費用から元を取るための目安を逆算

最後に、「資格を取るのにどれくらいお金がかかって、何レッスンくらいで元が取れるのか」という視点も少しだけ整理しておきましょう。資格取得は大きな出費に感じますが、きちんと回収計画を立てておけば、将来の収入アップにつながる心強い投資になります。「なんとなく勢いで申し込んで後悔…」とならないように、ざっくりとしたシミュレーションをしておくと安心です。

ベーシック1・2やZUMBA GOLDなどの資格取得費用をレッスン何本で回収できるか考えてみましょう

たとえばベーシック1の講習が約3万5,000円、ベーシック2が同じくらいの費用だとすると、2つ合わせて7万円前後の投資になります。ここに交通費や宿泊費が加わる場合は、もう少し上乗せされるイメージです。1レッスン3,000円の報酬だとすると、単純計算で約24本のレッスンで元が取れることになりますよね。

週1本のペースなら半年ほど、週2本なら3か月前後で回収できる計算です。もちろん、実際にはウェアや音源、会費などもあるので、すべてを含めると回収期間は少し長くなりますが、「だいたいこのくらいで投資を取り戻せそう」と分かっているだけでも、学びへのモチベーションはかなり変わってきます。

また、ZUMBA GOLDやTONINGなどの追加資格は、「新しい収入源を増やすための投資」と考えると分かりやすいです。たとえばシニア向けクラスを月4本増やせれば、それだけで毎月1万2,000円の追加収入になりますよね。

年間にすると14万4,000円ですから、講習費用が5万円だったとしても、1年以内に十分回収できる計算になります。「資格はとったけれど活かせていない」という状態を避けるためにも、受講前に「どんなクラスを増やすか」「どの時間帯に開講するか」をざっくり考えておくことをおすすめします。

ズンバインストラクターという仕事と給料が向いている人・向いていない人

ここまで、ズンバインストラクターの給料のリアルな話をお伝えしてきましたが、「やってみたい気持ちはあるけれど、自分に向いているのかな?」と不安に感じる方もいると思います。

最後に、お金の面も含めて、ズンバインストラクターという働き方が向いている人・少し向いていないかもしれない人の特徴をまとめてみます。完璧に当てはまる必要はありませんが、ざっくりと自分のタイプを知っておくと、これからの選び方が少しスッキリしてくるはずです。

ズンバインストラクターの給料や働き方が向いている人の特徴を整理します

ズンバインストラクターに向いているのは、まず何より「音楽と人が好きな人」です。完璧なダンススキルよりも、生徒さんと一緒に楽しむ気持ちや、笑顔でクラスを盛り上げる力の方がずっと大切になる場面が多いからです。

また、「ゼロから集客するのはちょっとワクワクする」「SNSもゆるくなら続けられそう」といったタイプの方は、フリーランスの働き方にも向いています。完璧主義すぎない人の方が、小さなトライ&エラーを積み重ねながら、結果的に生徒数を増やしていける印象があります。

お金の面では、「ズンバだけで家計のすべてを支える」というより、「本業+ズンバで心とお財布の両方を豊かにしたい」と考えられる人に向いている仕事です。副業として月数万円のプラスを積み重ねるだけでも、ちょっとした旅行や子どもの習い事、自分へのご褒美に回せる余裕が生まれますよね。

ズンバの時間がストレス解消にもなっているなら、その分メンタルのコストも減っていると考えれば、単純な時給以上の価値がある、と感じられる方も多いのではないでしょうか。

ズンバインストラクターの給料面で少し気をつけた方がいいタイプも知っておきましょう

反対に、「とにかく安定した月収が最優先」「毎月決まった額が振り込まれないと不安で仕方ない」というタイプの方には、ズンバインストラクター一本での生活は少しハードかもしれません。レッスン本数や生徒数は、どうしても季節や景気、体調などの影響を受けやすく、常に一定の収入をキープするのは簡単ではないからです。

その場合は、本業をしっかりキープしながら、副業としてズンバを取り入れるスタイルの方が、精神的にもお金の面でも安心して続けやすいでしょう。

また、「人前に立つことが苦手で、集客や発信も極力したくない」という方は、ジム勤務のインストラクターとしてスタートしてみるのがおすすめです。自分から積極的にアピールしなくても、ある程度生徒さんが集まる環境で経験を積み、その上で「もう少し自分のクラスを持ってみたい」と感じたら、少しずつサークルやオンラインに広げていく方法もあります。

いきなりフリーランスで大きく勝負する必要はないので、自分に合ったペースとバランスを探してみてくださいね。

まとめ:ズンバインストラクターの給料を理解して自分に合った稼ぎ方を選びましょう

ズンバインストラクターの給料は、「スポーツジム勤務」「フリーランス」「オンライン」「イベント」など、どの働き方を組み合わせるかによって大きく変わります。数字だけを見ると厳しく感じる部分もありますが、資格やスキルのアップデート、SNSを使ったファン作り、収入源の複線化など、工夫次第で今より確実に時給感を上げていくこともできます。

「好き」を仕事にしつつ、無理のない範囲でお金の不安も減らしていけたら理想的ですよね。

もし今、「ズンバは大好きだけど、給料面が不安で一歩が踏み出せない…」と感じているなら、まずは週1本の副業から始めてみるのもひとつの選択肢です。

小さくスタートして、少しずつ自分のペースや得意なスタイルを見つけていけばOK。あなたらしいリズムで、ズンバインストラクターとしてのキャリアと収入を育てていってくださいね。


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